最近、メソッド演技の評判が芳(かんば)しくありません。
私は、スタニスラフスキイの「俳優修業」は読んでいましたが、
2009年になるまで、日本では翻訳本が出ていなかった 「ステラ・アドラー 魂の演技レッスン22」 を読んだところ、自分なりに謎が解けました。
アドラーのメソッド演技には、「さっき言ったことと、今、言ってることが全然違う」という論理の矛盾が、かなり見られたのです。

他にも、舞台を重視し、マスコミを軽視する姿勢も、反感を買うであろうと推測できます。
現代では、「舞台に出演しながら、テレビにも出たい」と考えている人がほとんどでしょうから。特に声優志望者はそう思っているでしょうね。
自分で考えて取捨選択し、いいところを吸収していこうという心構えを持つことが大切ですね。

私たちと一緒に考えながら読んでみましょう。
魂の演技レッスン22
  輝く俳優になりなさい!

ステラ・アドラー
舞台への第一歩
演技をするためには、外の世界に目を向けなくてはならない。でも、その前に、まず自分自身に目を向けて姿勢を正して下さい。

皆さん、忙しくて大変だと思います。コーヒーを飲む時間もなくて、カフェテリアでテイクアウトする人。結婚生活がうまくいっていない人。恋人が自分から去っていくんじゃないかと不安な人。

みんな何かを気にかけて生きている。

そうかと思えば、ぼんやりした人もいる。場をわきまえない人。理由もなく遅刻する。単に遅れてくる、そういう生き方をしている人たち。

演劇を学ぶなら、やるべきことに集中しなさい。しっかりと我が道を歩きなさい。誇りを持って実技に集中して下さい。
「ある日突然スターに」を夢見ている人へ
現代の俳優は、たった五十年前にはあり得なかったような現実や課題に直面しています。

『ロミオとジュリエット』のジュリエットをオーディションで選ぶなんて、昔は考えられなかった。私が若いころは、みんなまず劇団に入った。劇団が俳優の能力を把握していた。劇団が俳優を育てたのです。

劇団の中にロミオの適任者、ジュリエットにふさわしい女優、乳母やロレンスが巧みにできる俳優が揃っていなければ、『ロミオとジュリエット』の公演なんて絶対にしなかった。俳優の能力にあわせて演目を選びました。劇団は俳優の力量を正確に評価している。一人ひとりの俳優に何ができて、何ができないか知っていた。

また、劇団は、公演で地方を廻ります。
俳優はまず小さい役をいろいろやっていく。そうやって、演技力を身につけていきました。
たとえば、槍の持ち方。変な持ち方をしていたら、お手本を見せてくれます。
槍を持つ兵隊などから始めて、いずれはハムレットを演じられるようにと目指します。

反対にあなた方はかわいそう。街角でスカウトされる夢なんか見てるから。自分ではラッキーだと思っているでしょうけどね。

もしその夢が叶ってトップスターになったとしましょう。そしたらあなたは槍の持ち方も習っていない、かわいそうな俳優になっちゃうの。そうやってスターになった俳優は、自分の悲劇に気づかない。

槍を持てば、あなたはあなたと違う人物になります。その時代に槍が何を意味していたのか、理解しなくては。
現代の人が槍を持ってちゃおかしいわよね。持つとしたら、昔とは違う意味でしょう。
槍を持つこと、正しく持つことが、昔は非常に重要だったんです。儀式の時に持つのか?戦争のために使うのか?あなた方は、理由を理解しなくてはならない。これが、俳優業の重要な点。

いまじゃ、端役で槍を持つこともなく、いきなりトップから始めちゃう。いきなり俳優になっちゃう。主役でデビューという場合もある。学習経験に関係なく、役が与えられてしまう。これは過去にはまったくなかった現象なんです。

街角でスカウトした素人に「あなたにダルタニャン役を」なんていう人はいませんでしたよ。俳優は劇団で青年役をやり、もしかしたら老人役も演じ、コメディもドラマも少しずつ経験していきました。フォルスタッフもロミオも両方演じます、なんて俳優もいなかった。劇団の中で、みな自分のスケールを知ったのです。

劇団は、かけがえのない場所でした。でももう、今の俳優にはそのシステムがない。だから自分の力量がわからない。今は「すばやく物事を習得しろ」と要求される時代。それをスタジオや学校で学ぼうとするのが、今の俳優。

あなた方が学ぶのは、二千年の歴史を持つ演技の伝統です。
演劇の歴史は古代ギリシャまで遡ります。そしてローマ時代からエリザベス朝、ジェームズ一世時代、復古喜劇、フレンチルネッサンス、ロマン派時代、イプセンのリアリズムから自然主義、二十世紀へと続きます。この伝統は、国や地域の特色すべてを受け入れ、発展してきた。言語も、時代やスタイルの変化も違いも、社会的階級の違いも、道徳観やモラルの変遷も・・・世代ごとの衣裳や家具の違いも。流れる音楽の音色も、素焼きの器から紙コップにいたる移り変わりも。

これらすべてを受け継ぐの。演劇を学ぶあなた方、俳優が。
どうにか気づいてほしい。ちっちゃいスケールの人が多いの、今の俳優は。ちっちゃな椅子に座って、ちっちゃなジーンズ履いて、ちっちゃな世界を右から左へきょろきょろ見ながら、ちっちゃな感情を守ろうとする。

自分の世代のことしか知らない。自分が住んでる近所しか知らない。自分の息がかかっていないモノや時代に興味すらない。

すると、どうなる?「世界なんてオレには関係ない、自分の範囲内で理解できないものは知りません」ってなっちゃう。やがては自分の価値も欠点もわからなくなる。自分を測る尺度を持たないからよ。
目を開きなさい。
成功の証がほしくなったら
「がんばって成功してね」と誰もが言う。だから皆さんの中には、テレビや映画出演を目指している人がいるでしょう。他人に認められたい。上手だねって他人に言われるようになりたいと思っているでしょう。

ではどうしたら本当に成功できるか、言ってあげましょう。自分自身をよいと思えない俳優は、一生みじめ、この自覚です。

「これを手に入れたら成功した証拠だ」というものは存在しません!自分はアーティストだ、俳優なんだという実感や自信があなたの中から生まれた時、あなたは成功したと言えるのよ。その自信が持てた時、私の助けはもう必要ない。あなたは一人でやっていける。一人の俳優として、監督や演出家と力をあわせてやっていける。他人を頼って「助けて!」と言う必要もなくなります。
不安に駆られた時は
俳優には不安がつきもの。不安を消す支えになってくれる人は、どこにいる?世界中を探しても、いないわよ。
成長し続けてこそ不安がなくなります。目標を高く持ち続けましょう。ハードルを低くして、自分を安全圏内にキープしていたら、どこへも到達できません。「私はできる、大丈夫」と思えた時、あなたはひとつ成長したといえる。医学の分野で伸びない医者は、ヤブ医者。俳優も能力を伸ばすべきです。

今から言うことを紙に書いて。「私の目標は、アドラー先生からも他の誰からも独立すること。だからあなたには依存しない」。いずれ皆さんがそう言えるように、私がお手伝いしていきます。
つまり生徒たちを独立させるため、「アドラーに依存し鵜呑みにするのではなく、自分の考えを持ちなさい」と、アドラー自身が言ってるわけですね。
これは正論ですね。立派です。
「メソッド演技」を習うべきか?
「メソッド演技を教えていますか?」「あなたは『メソッド』女優ですか?」なんて、私に尋ねる人たちがいます。
私は唯一、スタニスラフスキイ先生から直接教えを受けた人間。だから誇りを持って言いますが、スタニスラフスキイ氏ご自身は、大変保守的な先生です。

先生の本を読めばわかります。でも読まなくていいわ、どうせ意味がわからないから。私たちとはまったく文化が違うの、だから理解できない。二冊目と三冊目はほとんど全部、母音の美しさと「S」の意味、「S」が五百万通りも違う意味を持ちえる、という話で占められています。あなた方は混乱するだけよ。
ここは矛盾してますね。
「俳優は自分がすんでいる世界以外の、時代やスタイルの変化も違いも、社会的階級の違いなどを知りなさい。ちっちゃな世界に閉じこもらないで」と、アドラーは話してました。
スタニスラフスキイは、時代や文化の違いを生徒に教える格好の題材になったと思います。
こんなふうに言ってほしかったね。
「時間がある人は、スタニスラフスキイを読んでみて。あなたたちが理解して成長できるように手助けするわ。いろいろ感想を述べ合ってみよう」
生徒が混乱することを怖れたのかも知れないけど、哲学的に考えても、世の中のすべてに【演技も含めて】完璧な答えなんてないんだから・・・。[オルタナティブ・ファクト]
「私から独立しなさい」とアドラー自身が語ったように、「私の教室だから、私の言うことを聞きなさい」という独善的な主旨ではないと思うの。
だからこそ、いろんな知識を得たうえで、縛られるのではなく柔軟に対処する術を、生徒に伝授していく方法もあったかな。
  • 先生がやっていらしたことは、いわゆる「メソッド」の解釈とはまったく関係ないことでした。

    スタニスラフスキイ氏は、ご自身のメソッドを持っていただけなの。わかる?彼のメソッドには、コメディア・デッラルテを基にしたフランス演劇が入り、イタリアのオペラ的演技が入っていました。氏にとって最高の俳優はサルヴィーニ。サルヴィーニはこう言いました。「演技とは?声だ。声だ。声がすべてだ」。これもスタニスラフスキイ氏は取り入れた。(ステラ・アドラー)
ここで「スタニスラフスキイ理論と、私のメソッドは違う」と、アドラーは公言してますね。
  • 私を通して、あなた方自身で見出すものが、「メソッド」です。メソッドに影響を受けた二百万人の中の一人が、私。
  • でも 私が力を注ぐのは、皆さんをメソッドから「独立」させること。独立すれば、メソッドをあなたなりに作り変える能力ができる。一人でやっていける。(ステラ・アドラー)
ここで、ハワード・キッセルの解説を引用させていただきます。
<ここから>
リー・ストラスバーグ、ステラ・アドラーらが立ち上げた、「グループ・シアター」には演技初心者が多かった。

「メソッド」とはこういうものか、と素直に受け入れていくメンバーが多いなか、両親の元で演技の経験を積んだステラだからこそ見抜けたことがある。ストラスバーグが提唱する「スタニスラフスキイのメソッド」は、間違っているのではないかと。

なにがどう違うのか、スタニスラフスキイ本人に会って確かめるまでは断言できない。

ついに彼女はパリでスタニスラフスキイと面会する。本人に面と向かって「私は演劇が大好きでした。でも、あなたが現れてから、大嫌いになったわ」と告げる。

少しの沈黙の後、スタニスラフスキイは誤解を解くために再会を約束する。
それから数カ月、彼女は毎日、氏の元で勉強した。その結果、ステラは「ストラスバーグ氏は自分自身のメソッドを教えているのだ。スタニスラフスキイ氏のメソッドではない」との結論に達する。

意見が分かれた最大のポイントは、「感情の記憶である」これはスタニスラフスキイがかつて考えていたことで、後に重要視しなくなった概念だ。

ストラスバーグにとって、過去に体験した感情を再現してみせることが演技の要だった。だがアドラーは―――また彼女によればスタニスラフスキイも―――イマジネーションを働かせることが第一と信じている。俳優自身が過去に感じた気持ちは、劇中の人物の感情と同じとは限らない。知性と想像力を駆使して人物の心に入り込むことが重要なのだ。演技とは、自分の過去を使って表現することではなく、観客に向けて自己を開き、伝える努力が必要だとアドラーは強調する。

アドラーにとって、演技とはアクション=行動だ。行動することによって、俳優自身にも観客にも感情が生まれる。俳優がアクションの本質を深く理解することで、観客にもより多くを伝えることができる、と言う。
「気持ち」を考えるより「行動」せよ。
「アクションは実行可能。でも、感情を作ってみなさいと俳優に言うのは不自然」とステラは言うのだ。
<ここまで>
「気持ちを考えるより行動せよ」について考えてみましょう。
次の、「セリフを覚える前にやるべきことは?」のメソッドを、どうぞ。
セリフを覚える前にやるべきことは?
演技をする前、まず第一に考えることは場所、状況です。「ここはどこだろう?」とまず考えてください。演技をする前に、注意深くあらゆる可能性を考えて答えを見つけてください。
そこがどんな場所かしっかり想像し、把握できれば、動きが自然にできるはずです。安心して演技ができる。

「どこに、どんなものがある?」想像しましょう。そして、それを真実のものとして信じましょう。それによってリラックスできるのです。

演技がうまくいかない場合、状況が把握できていないことが多い。セリフだけを勉強している。もちろんセリフにも状況説明は入っていますよ。でも、どう演技するかまでは書かれていない。

演劇とはセリフを言うことではないんです。セリフの裏にあることが大事なの。それを知らないで二十年間セリフばかり読み続けてごらんなさい。使い物ならない俳優になってしまうわよ。セリフには、それを言う場所と状況が絶対にくっついているんです。セリフだけ宙に浮いて存在するなんてあり得ない。必ず場所と状況をまず知り、それに合わせて動いてください。
アドラーは、「気持ちを考えるより行動せよ」と述べました。ただし、「演技をする前に、場所と状況を考えましょう」とも述べています。
矛盾・・・ではないけど、うっかりすると間違えやすいメソッドですね。きちんと整理して把握しておかないと混乱しちゃうかも。
なによりも大切なのは、自分が伸びること。「どちらの方が成長できるだろう?」とチャレンジしながら、知識を活用していこう。
ちなみに私たちは、気持ち・場所・状況・その他を考えてから演技をしています。だけどアドラーの方法も試してみます。いいものは吸収し、さらなる成長をめざしましょう!
追記
検証の結果、このメソッドには絶大な効果があることが分かりました。
そしてこのメソッドは、日本のいろんな劇団でふつうに行われている練習方法でもあったのです。
  1. 「気持ちを考えるより行動せよ」
  2. 「演技をする前に、場所と状況を考えましょう」
考えてみたら、この方法は私たちも知っていました。この順番が大切だったんです。
刑事ドラマをイメージすると分かりやすいです。
  1. お屋敷で殺人事件が起きました。
  2. 警察は、犯人が屋敷のどこから侵入して犯行に及んだか調べます。つまり犯人の「行動」と「現場(場所)と状況」を、まず分析するんですね。
  3. さらに犯人(容疑者)の生まれ故郷に足を運んで、生い立ち【履歴】を調査し、(いじめなど虐待を受けていた過去が判明したりする) 犯人の心理(気持ち)に迫っていくんです。
こうやって考えると、刑事ドラマのプロットとメソッド演技は、とてもよく似ています。
他の解釈は「声優ワークショップ・ブログ」をどうぞ。
メソッド演技と棒ゼリフ

結論から言うと、正解でした。
私たちは、「日本の有名な劇団が、棒ゼリフの練習を取り入れているのはメソッド演技の影響?」と推測しましたが・・・

正解でした。
そのメソッド演技法は、サンフォード・マイズナーの著書に載ってました。
サンフォード・マイズナーとは?
グループ・シアターで、ハロルド・クラーマンと リー・ストラスバーグ、そしてスタニスラフスキーのもとで学んだステラ・アドラーを通して、メソッド演技を学ぶ。ネイバーフッド・プレイハウス・スクール・オブ・ザ・シアターを設立した。
「サンフォード・マイズナー・オン・アクティング ネイバーフッド・プレイハウス演劇学校の1年間」 より抜粋させていただきます。
十一月十七日
  • 「今日は、驚かすものがある――台本だ、時代遅れの骨董品だけど。しかし、シーンの一つひとつには、心を動かさずにはいられない人間の問題が含まれている。これが、これらのシーンを私が選んだ理由だ。みんなは、意味をとったり、解釈したり、注釈をいれたりしないで、台本を覚えてほしい。機械的にせりふを覚えるだけだ。はっきりさせておこう。『生・き・る・べ・き・か・死・ぬ・べ・き・か・そ・れ・が・問・題・だ』」

    マイズナーはこの有名なせりふを淡々と暗唱しながら、机の上を音節ごとに手で叩いた。

    「つまり、脚韻なんか踏まない、ただの冷たいテキストだ。そして、それを機械的に覚えたら、気楽にパートナーと散歩でもすること。どこを歩いてもかまわない。そして、もう一度テキストを、最初からやってみる。もし立ち止まってコーヒーが飲みたくなったら、かまわないから飲みながらやっていい。そして、店員たちを驚かしてやるんだ。『あいつら自分のいっていることがわかってないんじゃないの!ロボットみたいにしゃべっているぜ!』ズボンが脱げるほど彼らを驚かしてやるんだ。」
十一月二十一日
  • 淡々と機械的な精密さで。ジョンとラルフは『ミスター・ロバーツ』の1シーンを暗唱したところだった。

    「いいよ」
  • マイズナーが話し始めた。
  • 「彼らはひどく奇妙な言い方で、せりふをいった。そうだな。そこには意味もないし、解釈もない。この機械的な暗唱法から、人間的な経験を得ることは何もない。さて、私がいっていることに疑問を感じている人はいるか。ベティ、君の疑問は何だ。」

    「ブルースと練習しているとき、ふっと感じたことがありました。機械的な暗唱法でやると、それが生のままで加工されていないので、感情を無制限に加えられると思います。なぜなら、ある種の解釈に安易に固執することがないからです。」

    「いいことをいうな。『生のまま』そうだ。『生のまま』だ。私は、計算された結果を避けるために、この機械的な取り組み方にこだわっている。ジョン、何かあるか。」

    「ぼくには難しいと思います」ジョンがいった。

    「君には難しいのか。」

    「ここにくる途中、練習してきたんですが、ラルフがときどきいうんです。『君は解釈している。それは解釈しているんだ』ぼくは、これまでずっとやってきたパターンに、おそらく落ち込んでいるんです。」

    マイズナーが答えた。
  • 「そのとおりだ。私は、いま君がいった、俳優人生の中で身についた君の癖を取り除こうとしている。私は、君自身の中から、せりふの感情的な把握から出てくる演技を作り上げようとしている。そのために君を無色で、意味をもたず、非人間的なものにすることにした。ロボットと呼んでもいい。そのせりふを感情面の真実で満たすためには、君は、最初はせりふを淡々と、表現をつけず、完全に無色な方法で覚えなければいけない。
「せりふを感情面の真実で満たすために⇒【リアルなセリフをいうために】最初は、棒ゼリフで」と、サンフォード・マイズナーは語ってますね。
それと、役の人物を演じるために、【自分のクセを取り除く方法】でもあったんですね。
いろんなことに興味を持って、自分自身を大きく成長させていきましょう。

  • 今、メソッド演技が大流行。ということは、危機感を持て、ということです。何かが爆発的に流行すること自体、どこかおかしい。(ステラ・アドラー)
ここからの部分は、まずハワード・キッセルの解説を読んでから、どうぞ。

<ここから>
生徒の思惑など、どこ吹く風。彼女が叩き込むのはテレビや映画デビューの方法ではない。戯曲という「聖なるテキスト」との対峙に向けての心構えだ。目指すべきは『リア王』や『ヘッダ・ガブラー』。安っぽいTVドラマ俳優の育成など眼中にない。
<ここまで>
「チャンスを得たい」と焦ったら
「若いうちにデビューして有名になれ」と社会は言う。その声に従っていたら、みじめな結果になりますよ。皆さんはのびのびとして繊細で素晴らしい。若くて可能性がある。芸術を背負って立とうかという若者なのに、社会はそんな志などどうでもいい。皆さん、危ないところにいるのよ。なのに、「自分だけは違うぞ、成功するぞ」と思っているから、罠に気づかない。

「役をもらっても、もらわなくてもいい。私は女優。自分の力量を知っている。あなた方にチャンスをもらわなくても生きていける」。皆さんも、そう言えるようになってちょうだい。

どうしたら、そう言えるようになるかって?私は、商業演劇をやるなら良い劇場でだけ、と決めていたの。
スタニスラフスキイ氏やガスリー氏、ラインハルト氏といった偉大な人々を知っていたから。彼らの志の高さは、普通の劇場支配人と違いました。

彼らのレベルに、私も立ったのよ。もし「テレビにさえ出演できれば上出来だ」と言う人がテレビから見放されたらどうなる?ガスリー氏はテレビに出ても出なくても、偉大であることには変わらない。ラインハルト氏もそう。

私なら、女優業での収入のすべてに対してこう言うわ。「このお金を頂かなくても結構、と言えるようになりたい。その術を見つけてみせる」。

出演料をもらって一時間演じるなら、一時間ぶんの課題をどこかに見出して努力しなさい。それがあなたの肥やしになります。

そうすれば収入が入るだけでなく、人間として成長できます。他人が思い描く成功に関係なく、自力で成長し、生きていけます。努力して成長するにはこうしたらいいんだな、とわかれば、もう外の世界に押しつぶされません。一日8時間働くなら、3時間か1時間はお金ではなく自分自身のために何ができるかを見出しなさい。このようにして「私はどうなりたい?」と、繰り返し自分に問うことが必要。

このレッスンの最終回には、こう言えるようになっていなくてはダメよ。「私の人生は私のもの。どこにいても、私のもの」。そう言えるようになってちょうだい。

俳優の仕事は、他人から与えてもらうものではありません。お金のために仕事をするときは必ず、自分の成長のためになることを見出しなさい。時間を区切れるかどうかよ。そこに違いがあるの。とにかく何にでもキャスティングされたがる人と、人生をきちんと生きながら役を演じる人との違い。

「早く世に名を知られたい」と願う気持ちはぬぐえませんね。それを持ちながらも「私の人生は私のもの」と言えるように自分を鍛えておきましょう。演技の場に何を注ぐべきか、常に理解して行動するために。

誰かに見出されての成功なんて、あっけなく崩れます。自分の人生なのに、他力本願すぎるわよ。生きている限り、自分の足で歩きなさい。あなたは俳優。人生すべてを自分で舵取りしなさい。
舞台俳優のアルバイトが、声優のはじまりでした。最優先は舞台だったのです。
しかし現在は、 「舞台に出演しながら、テレビにも出たい」と考えている人がほとんどだと思われます。時代と共に声優志望者の意識が変化しているんですね。

アドラーの言うことは舞台俳優にとっては正論です。
さらに、「若いうちにデビューして有名になれ」と社会は言う。その声に従っていたら、みじめな結果になりますよ。「自分だけは違うぞ、成功するぞ」と思っているから、罠に気づかない。という考えにも賛同します。
そういう賛同できる箇所が少なからずあることは認めます。
認めたうえで、全てを鵜呑みにすることなく、自分にとって参考になる部分をチョイスして学ぶようお勧めします。
目標を紙に書く
あなたの目標は明確ですか?目標を紙に書くこと。これが最初の課題。
目標を書けば、すぐわかるでしょう?足を踏み入れたことのない領域にチャレンジする時は、自分が知っている物事の範囲より外側にあることを考える必要があるってこと。
舞台で話すときは、日常会話のスケールじゃダメ。届きません。だから表現の幅を広げることは、大切なの。それができるかどうかは、あなた次第。完全に、あなた次第。そして難しい。でも幅が広がれば、世界全体が広がります。
他人と自分を比べてしまう時は
あなたにはベストを尽くしてほしい。あなたにとってのベストって何?ジョン・バリモアのベスト、ローレンス・オリヴィエのベスト、私のベストはそれぞれ違う。
あなたのベストはあなたのベスト。一人ひとりに個性があります。その観点から言えば、誰もがスター。オリヴィエは逆立ちしても、あなたにはなれないの。あなたになれるのは、あなただけ。

すごいじゃない!あなたがやりさえすれば、誰にもあなたの真似は出来ない。だから、やりなさい。声も身体も、あなたのベストを見せなさい。他人の真似は必要ありません。本人に次いで二番目にしかなれない。しかもその二番目は、最悪のコンディションで演じたあなた自身の姿と同じぐらいひどい。
ここも矛盾してますね。
ステラ・アドラーは「劇団では槍の持ち方などの、お手本を見せる」と述べていました。
辞書には【お手本とは、初心者が絵や字を習うときにまねて似せるべき絵や字】と書いてあります。
そもそも真似を否定したら、「アドラーの考えを真似してはいけないの?」という問題に突き当たっちゃいますよね。
きっとここでは励ましたかったんだろうね。
「あなたはあなただけ、元気出しなさい」って。それが言葉のアヤにつながっちゃったのかな・・・。

真似【お手本】は必要だと思います。理由は後述します。
  • 俳優は足を使います。声、目、手も使います。身体のすべてを使います。俳優にとっては、身体が道具。

    身体のすべてをさらけ出すことが、俳優の仕事なの。舞台に立つ。スポットライトを浴びる。一挙一動が凝視され、隠れる場所はありません。隠れたいなら、俳優をおやめなさい。俳優がやることにはすべて、結果がついてくる。「捨てる」セリフなんて存在しないの。すべてのセリフは、一行ずつきちんと敷かれているの。オリエント急行の線路みたいにね。
    身体と声が道具であり、鍛錬が必要だと私は言いました。強い体を作り、そのうえに強い精神を作っていきましょう。(ステラ・アドラー)
本番が怖くなったら
家や教室で行う練習を、「ただの練習だ」と思わないように。常に大きな目標を思い描いて行いましょう。「スカラ座の初日の演技だと思って練習するぞ」という姿勢でいれば、やがて「スカラ座の初日で、練習と大差なく演技できて安心した」と言えるようになる。わかりますね?

俳優活動には、自分でコントロールできることがある程度あります。まず、舞台での演技をコントロールする方法のひとつが、テクニック。
テクニックを身につければ、奥の深いこと、難しいことを表現する助けにもなる。これから先のレッスンで取り組んでいきます。

ローレンス・オリヴィエが舞台に出演していた時の話をしましょう。
出番の直前、楽屋の鏡でメイクと衣裳をちらりと確認する時、たまに「自分じゃないような気がした」んですって。鏡の中から、劇中の人物が自分を見ている。そんな不気味な感じがしたそうよ。

『オセロ』を演じていたある日、彼は鬼気迫る演技をしました。
演じていた本人も驚くほどすごくて、観客の拍手は鳴りやまなかった。デズデモーナ役のマギー・スミスも驚いた。幕が降りると、マギーはすぐ彼のところに行きました。オリヴィエは暗がりに一人、座ってた。

「どうしたらあんなすごい演技ができるの?」とマギーは尋ねた。
「わからない」と彼は言った。「わからないんだ」

オリヴィエのテクニックはすごかった。英国俳優のテクニックを、私たちアメリカ人は尊敬しすぎる傾向があるけれど。
また私たちは、イギリス人なんてテクニックだけだ、生の感情が欠けている、とも思う。アメリカ人は感情を出しすぎるのよね。でも、オリヴィエのような演技をするには、テクニックと強い野心が必要。並外れた能力も必要。

なんとその歴史的な名演技をしてから間もなく、オリヴィエは大変なスランプに陥りました。

中年クライシスみたいなものだと思うけれど、彼の場合は尋常じゃなかった。演技のことが、まったくわからなくなってしまったんです。

舞台であの名演技の場面が来ると、彼は恐れおののきました。セリフを忘れそうだ、演技ができなくなる、だから客席を見下ろして観客の許しを請い、幕を降ろしてくれと叫ぶのではと不安になりました。

結局、彼は舞台を無事に続けましたが、その恐怖は長年彼を悩ませた。オリヴィエはこの体験を後にインタビューで語っていたけれど、生涯最高の演技、なぜそれが自分にできたのか自分でわからないというあの演技と、関係があったんじゃないかしら。

それほどの偉大な演技を見ることに、今の人は慣れていない。「そんな演技を見るのは怖いんでしょ?」と言いたくなるぐらいよ。前にも言ったように、ちっちゃくさりげなく、の世界に生きているんだもの。でも、あなたが立つ舞台は大きい。作家も大きい。あなただけがちっちゃい。これまではね。
あなたとローレンス・オリヴィエは違うから真似するな、と言ってましたけど・・・、ここではあきらかに彼の演技 (もしくは彼以外の一流の演技) を見るように勧めてますね。
あそこはやっぱり、「気にするな」という意味合いだったんでしょうね。
ステラ・アドラーは、偉大な演劇人だった父との思い出について述べています。そのメソッドを引用させていただきます。
レッスンがない時はどう過ごす?
私はある意味、特別な環境で育ったの。私の父、ジェイコブ・P・アドラーは偉大な俳優でした。アメリカで最も優れた俳優の一人と言われています。

父は私に、いっときもぼんやりさせてくれなかった。道を歩けば人を指さして「あの女の人をごらん。あの歩き方。男の人をごらん。手の動かし方を見なさい。そこの女の人の声をまねしてごらん

いつも何かをしろと言われ続けた。歩く時ですら、そんな調子。父の目は絶対に止まらなかった。私も兄弟も、あらゆるものを真似するように言われた。眠ってる時ですら揺り起こされたの。劇団の稽古だからって。「起きて先生のまねをしなさい」と父は命令する。私たちはいつも演技をしていました。

「観察して!よく見て!しっかりと見なさい!」。そう父は言いました。

ある時、私が劇場の席に座って稽古を見ていたら、隣の席で女の子が神経質そうな動きをしていました。父はそれを見つけて、まねし始めました

父の精神は、一瞬も休まなかった。それが俳優への道です。教室にいる時だけ勉強しよう、というのでは足りませんよ。宇宙と歴史、そのすべてが学びの場です。
すてきなお父様ですね。
いいものを見て参考にする(真似する)ことは大切です。
ただし、セリフ回しなど表面を真似するのではなく【役の“心”を】。「演技の解釈」や「普段の練習方法」など、中身を真似しましょう。
日本には守破離(しゅはり)という考え方もあります。いろんなことを知って、試して、自分に合ったものを選んで成長につなげましょう。
  • 「正解」はありません。どんな答えを言えば褒められるか、というのもありません。あなた自身のイマジネーションに火がつけば、それでいい。刺激を受けて、より強い熱意と興味を持ってほしい。そしてそれが観客に伝わることが、最終目標です。(ステラ・アドラー)
自分の体験を役に反映させたくなったら
自分の体験を役作りに生かすことは必要。でも、ハムレットは「オレみたいなヤツ」じゃないことをまず理解しなさい。
皆さん、等身大の人物を演じることが多いでしょう。私が育った劇団の俳優は、等身大の役をただ演じることにも、興味がありませんでした。彼らはね、自分より大きな役を演じたがったのよ。

今、人物のレベルに合わせた演技ができる俳優は多くない。反対に偉大な人物を、自分のレベルに合わせて縮小してる。今、私たちは「ちっちゃく、さりげないのが素晴らしい」って世界に生きてない?私の言うことは大げさかしら?大げさよね。例外はあるかしら?もちろんあります。その例外は、たくさんある?多くはありませんね。

オイディプス王を演じるためには、偉大な俳優でなくてはならない。そう要求された時代がありました。30年か40年前までは、ハムレットであれウィリー・ローマンであれ、役の世界に見合う力量、度量、世界観――今後それらを総称して、「サイズ」と呼びます――が必要とされました。サイズが足りない俳優はダメなの。次の言葉を書き留めなさい。「サイズを大きく伸ばす。そのために、今、勉強するのだ」

偉大な作品に取り組む時は、その作家の偉大さに見合うことをすべきです。その作家のサイズを知り、その大きさと幅を自分の中に作らなくてはならない。演技にはサイズが必要、と覚えておいてください。
「声が通りにくい」と悩んだら
先ほど「サイズは大事ですよ」と言いましたが、話し方にもサイズが必要。皆さんの声は、まだ薄っぺらくて小さい。テレビ出演ならOKですが、舞台は無理。舞台に立つときは、全世界に伝えるんだという意識が必要なの。「どうしても私にこれを言わせてくれ。世界中の人々に聞いてほしいんだ」という意識があってこそ、舞台に響く声が出る。

演じる声はあなた自身の声ではありません。登場人物に託した作家の声です。世界を変えた作家の声で語るのです。そのためには、あなたと作家との間に差があってはいけない。普段あなたが会話する時の言葉では追いつきませんよ。
ここのアドラーはいいですね。声=気持ちです。声という単語を「気持ち」に変換して読めば、「役を演じるとは?」の意味まで見えてきます。
  • 内輪だけのおしゃべりから抜け出しなさい。身の周りを真似してはダメ。だらしない人たちの言葉を使うのはやめましょう。そこから抜け出しなさい。「日常生活のリアル感があるほうがいい」ですって?日常に対して、ちっちゃな考えしかあなたは持っていないの。それを超えていきなさい。(ステラ・アドラー)
そしてステラ・アドラーは、このようにも語っています。
  • 俳優はスパイみたいなものよ。いつも人を観察して、性質を見抜いて下さい。職業によって身についたクセや気質はあるか?国籍や年齢の影響は?いくら本を読んでも、人を見る目は養えない。それが演技の難しいところです。もちろん読書も必要ですが人間ウォッチングも欠かさずやって下さい。(ステラ・アドラー)
大切なのは、どちらか片方だけでなく【自分の身の周りと、世界のあらゆること】の両方に気を配ることだと思います。私の考える日常の観察は、世界のあらゆるニュースや出来事、人物にアンテナを張って自分を成長させよう、という意味ですから。
日常の中で感性を磨くには
新しく始めてほしい習慣があります。いろいろな物を見て、好きな物と嫌いなものを書き留めること。
たとえば、こう。アドラー先生のドレスの色が好きだ。彼女のイヤリングは、嫌いだ。ちょっと派手だから。前の席の男の子が持っている、きれいな革のブリーフケースが好きだ。

何週間か経ったら、好きな理由と嫌いな理由も書き始めてください。崩れた舗道が好きだ。たぶんそれが美しいと思うからだろう。あるいは、崩れた舗道は嫌いだ、きちんとしているほうが好きだから、というように。そのうち、自分の物の見方と好みがわかってくるでしょう。

そして、白いものを十個、青いものと赤いものをそれぞれ十個見つけて、来週持って来なさい。たとえばあの女の子のセーターの赤色、あの男の子が椅子の下に置いている本の青色、というように。

何事にも勝るもの。それは、俳優の目です。
俳優がものを見る時、そのまなざしは具体的です。一般化はしません。注意を傾けてものを見ます。いろいろな赤の違いが見分けられなくてはダメよ。レーシングカーの赤、ハイビスカスの赤、血の赤。これらは三つの、異なる赤色です。三つの、異なるものを意味します。

物事を具体的に見るということは、見るものに対して反応するということ。その赤色がどんな赤かによって、反応が違ってきます。赤い塗料がはげ落ち、濁った白色のペンキが塗りつけられた消火栓が姿を現す。消極的な反応しか出ないでしょうね。でも、猛スピードで走っていく消防車の赤色を見ればどうですか?じっとしていられないでしょう。

思考や自分に対する意識をもつこと、鍛錬、自分をコントロールすること。これらを学んでいきますが、エネルギーがなければ、どれもまったく意味をなさない。舞台に必要なエネルギーが出せるよう、鍛えなければ。それは、生まれながらにして備わっているものではないからです。

世界はあなたの目の前にある。それを、取り入れなさい。これまで見たことがないようなものを、見て下さい。そしてそれを、世界に投げ返しなさい。
これも日常の観察ですね。
見慣れた日常でも視点を変えることで今までと違ったものが見えてくる、という練習方法ですね。
こういう考え方は大好きです。参考になります。
  • あなたが俳優として行うことは、すべて重要。俳優として与えることができるものは重要。自分の行動にも、大きな責任感を持ちなさい。毎日の実践レベルで言うと、どういうことかしら。課題をやることを怠らない、授業を休まないと約束する。そういうことよ。

    私たちはお互いに、そう約束しましょう。この約束は、人の道にかかわる重要な約束だと思いなさい。その昔、握手が人の道にかかわる約束だったように。握手の相手と何かを誓ったら、それは命をかけた誓いだったんです。

    俳優には、こうした道義的なメッセージを伝えていく能力があります。ただの握手であっても、それが人として大きな意味を持つのだと、人々にわからせること。そこに限界はありません。どんな主張であれ、観客に感じさせ、理解させることができる。

    脚本を書く作家は大事。舞台デザイナーや演出家も大事。でも、俳優は彼らに主導権を渡してしまった。だから取り返さなきゃ。このクラスが目指す究極は、この繰り返しです。(ステラ・アドラー)
ここまでで「魂の演技レッスン22」の全309ページ中、29ページです。
1/10にもなりませんね。
ホームページでの紹介は、ここまでにします。
この他にもいろいろ興味深いことが書かれてますよ。一度、手に取ってご覧になられることをお勧めします。
最後に、このステラ・アドラーのメソッドをお伝えして、お別れすることにいたしましょう。
人の演技を批判したくなったら
想像力を使い、クリエイティブになりましょう。他人に共感する態度も必要です。人生の意味を高いレベルに引き上げること。ちっちゃく縮小してしまったり、質を落としてはいけません。今あなたの目に見えていることに、もっと大きな意味を探し求めて下さい。

演技は受け身の姿勢でやってはいけない。皆さんの中には真剣に身を入れて物事をしていない人がいる。クラスの中で、他の人の演技をちゃんと見ない人も出てきました。批判的な雰囲気や、無関心な空気が漂っている。これはクラス全体の進行を妨げるし、学ぶことの邪魔になります。

それでは伸びませんよ。

他人の演技の欠点を探すより、努力が見えるなあと思う点を尊敬しましょう。他人を批判したり見下したりすると、自分自身が小さくなるだけ。私たちの目標はサイズを大きくすることでしょう?他人のあらを探すと、逆方向に行ってしまいますよ。

いろんな人たちのいいところを学んで、大きく成長していきましょう。
  • 参考文献
    魂の演技レッスン22 輝く俳優になりなさい!    【フィルムアート社】
  • サンフォード・マイズナー・オン・アクティング ネイバーフッド・プレイハウス演劇学校の1年間    【而立書房】

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